食事療法
栄養療法というと、糖尿病などといった生活習慣病のための治療法と思われがちですが、精神疾患にも有効な療法です。
心理療法という見地からは少し離れてしまうかもしれませんが、薬などといったものを使用してではなく、食事を主として、その補助としてサプリメントを活用するだけの両方のため、紹介してみたいと思います。
精神疾患とミネラルやビタミンの化不足は大きく関係しているようです。
セロトニン不足は、神経過敏症やうつ病、などの症状と関係があると言われています。
セロトニン不足を補うには、マグロや、カツオ、ハマチなどの魚やレバー、チーズなどを摂取するのが良いそうです。
マンガン不足は、うつ病と関係があるそうです。
逆に、過剰に摂取すると、パニック障害の症状が起こると言われています。
マンガンは、穀類や豆類、ナッツなどに多く含まれています。
しかしマンガンは、上記からも分かる通り、日常生活で最も摂取しやすい栄養素と言えますよね。
過不足になりにくい栄養素ですので、日常生活でマンガンの課不足の心配はありませんが、静脈栄養などで、過剰に摂取してしまう可能性があるので、静脈栄養をする方は注意が必要かもしれません。
妊婦が積極的に摂取するのがいいということで知られている葉酸も、精神疾患と関係があります。
葉酸が不足すると、パニック障害の引き金になる可能性があると言われています。
葉酸は、レバーやモロヘイヤ、ホウレンソウ、そのほか緑黄色野菜から多く取得することが出来ます。
バランス良く食事を摂取することが出来ていれば、精神疾患に影響するほどの過不足は起こりにくいのですが、知らず知らずのうちに偏食し、精神疾患に影響している可能性があります。
そこで、精神疾患になっている患者さんの食生活を見直し、改善していってみたり、サプリメントを利用することで、症状が緩和していくと言った治療法が栄養療法です。
栄養療法は、精神疾患で起こる症状を薬で抑えつけるのではなく、起こりにくい体に改善していくことですので、根本治療とも言えるでしょうね。
食事が心理にもたらす影響は、想像以上に大きなもののようです。