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心理療法とコミュニケーション

心理療法を試していくに当たり、どの心理療法においても絶対的になってくるのが、コミュニケーションです。

心理療法を必要としている人の中には、あちこちの心療内科の扉を叩いてきたけど、何処へ行っても納得のいく結果が出なかった。

ここもきっとだめだろうなと言うあきらめの心境になりながら、診察に来ているところがあるので、心を閉ざしていることが多いです。

心理療法を用いるとき、より効果的に行うためには、相手との信頼関係が絶対的なものになってきます。

そのためにも、コミュニケーション能力が絶対的に必要になってくるのです。
心理療法を必要としている人と言うのは、まず、周囲の人間に対して心を閉ざしている傾向にあります。
ものの考えたかが非常に偏ってしまっていたりするので、周囲は非常に困惑していしまっています。

これは病気なのだとわかっているけれど、あまりにも極端な思考になっているため、家族でさえも接することがつらくなってくるのです。

本人もそれになんとなく気付いているので、傷ついています。
そんな状況の患者と付き合うために、心理療法を行う人は、その疲れたこころと傷ついた気持ちをいやすことのできるコミュニケーション能力が絶対的に必要となってくるのです。

その為、彼らはまず患者に対して絶対と言っていいほど、否定的な言葉をしません。
依存症になっていても、「それはいけないことだ」とは言いません。

根本的なことは、依存していることではなく、依存するに至る心的原因を探り、解決することであり、それが解決すれば、依存する気持ちも少なくなってくるからではないでしょうか。
ケースによっては、厳しく怒る必要もありますが、発作を起こしてしまうようなものに対しては特に、否定せず、コミュニケーションをとっていくことで、患者の閉ざされた心を解きほぐしていっていると思います。