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心理療法と集団精神療法

<心理療法・集団精神療法>
日本においては戦後になってかよく行われるようになってきている心理療法であり、精神医学において有効な治療法の一つとされ重要視されている心理療法です。

集団という名の通り、患者が複数人集まり(10人~20人程度の人数で行うこともあれば、数名程度で行うことも、人数は精神疾患の症状によって適度な人数というのが変わってくると思われます)、そこに治療者が数人加わって皆で話し合いを行うのです。
参加者全員で輪になって座り、患者は席に着くことも立つことも自由にできるようになっています。
そこでおよそ40分程度、話のお題を決めるでもなく、話をしてもらいます。
会話の中で、必要があれば、治療者がその会話に介入してきます。

よくうつ病患者の家族がこのような心理療法を行っています。
うつ病患者も患者同様に計り知れない心理的なダメージを受けます。
同じくつらい思いをしている人と話したり、自分の思いを受け止めてもらったりすること、それだけでも気持ちが軽くなります。
この気持ちが軽くなることが集団精神療法の効果の一つなのです。
心理疾患のある患者は、自分の辛い思いを打ち明けられずにいます。
そのことによってさらに症状が悪化することもあります。
自分と同じ思いをしているという思いや、他人に自分の思いを吐露することが出来、また、自分達と似た境遇の人がどのようにして改善したのかというのを聞き、お互いに症状を緩和していくというのがこの集団精神療法の場になってきます。